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貯金を始めるとき、カフェや趣味のお金から減らそうとしたことはありませんか。

最初のうちはがんばれても、楽しみが何もないように感じると、家計管理そのものを開きたくなくなる日もあります。

そんなときは、未来のための貯金と一緒に、楽しみのためのお金も先に残してみる方法があります。それが「ごほうび貯金」です。

大きな目標や厳しいルールは、なくても大丈夫です。今の暮らしに小さな楽しみを残すところから考えてみます。

ごほうび貯金とは、楽しみに使うお金を分けておくこと

ごほうび貯金は、旅行、趣味、少し特別な食事など、自分が楽しみにしていることのためにお金を分けておく方法です。

将来の生活を支える貯金とは、役割が少し違います。

  • 貯蓄: もしものときや、これからの暮らしのために残すお金
  • ごほうび貯金: 自分で決めた楽しみのために使うお金

役割を分けておくと、楽しみに使ったあとも「貯金を崩してしまった」と感じにくくなります。

ごほうびは、ぜいたくなものでなくてもかまいません。気になっていた本、季節のケーキ、好きな人とのお出かけなど、自分にとってうれしい使い道なら十分です。

金額は、無理なく残せる小ささから

ごほうび貯金に、決まった金額や割合はありません。

毎月ぴったり同じでなくても大丈夫です。収入や予定を見ながら、今月はこれくらいなら分けても苦しくなさそう、という金額から始めてみます。

たとえば、次のような決め方があります。

  • 収入が入った日に、先に少額を分ける
  • 使わなかったごほうび予算を、翌月へ残す
  • 臨時収入があったときだけ、一部を分ける

金額を大きくすることより、「何のためのお金か」が見えることのほうが大切です。余裕がない月は、入れない選択があってもかまいません。

使い道は、あとから変えてもいい

最初に「旅行のため」と決めても、途中で気持ちが変わることがあります。

旅行よりも、毎週の小さな楽しみに使いたくなるかもしれません。ほしかったものが、しばらくすると必要ではなくなることもあります。

ごほうび貯金は、自分を縛る約束ではありません。今の自分が楽しみにしていることを、そっと見える形にしておく箱です。

迷ったときは、次の3つだけメモしてみます。

  1. 何に使いたいか
  2. だいたいいくら必要か
  3. いつごろ使えたらうれしいか

まだ決まっていないところは、空欄でも大丈夫です。

「使っていい財布」があると、家計を見やすくなる

家計のお金がひとつにまとまっていると、残高があっても、どこまで使ってよいのか分かりにくいことがあります。

そこで、お金が入ったときに、次の3つへざっくり分けてみます。

  • 固定費の財布
  • 貯蓄の財布
  • ごほうびの財布

家賃などに必要なお金、未来に残したいお金、今の楽しみに使えるお金。それぞれの置き場所が見えると、すべての支出を細かく分類しなくても、今月の大まかな位置を確認しやすくなります。

家計簿を毎日つけるのが重たく感じる方は、家計簿が続かないときの、ざっくりした家計管理もあわせて読んでみてください。

まつ芽では、ごほうびのお金を別の財布で見られます

まつ芽は、固定費・貯蓄・ごほうびの3つの財布で、お金の置き場所を見る家計管理アプリです。

ごほうびの財布には、使ってはいけないお金ではなく、自分で楽しみに使ってよいと決めたお金を置けます。

節約を続けるための効果を約束するものではありませんが、我慢だけではない家計管理を試したいときの、ひとつの選択肢になります。

まずは次の収入日に、小さな金額をごほうびの財布へ分けてみてもいいかもしれません。

まとめ

ごほうび貯金は、楽しみのためのお金を先に分けておく方法です。

  • 未来のための貯蓄とは財布を分ける
  • 無理なく残せる小さな金額から始める
  • 使い道は、気持ちに合わせて変えてもよい
  • 余裕がない月は、入れなくてもよい

お金を整えることと、今の暮らしを楽しむこと。その両方を置いておける家計管理を、ちょっとずつ試してみます。